僕らのルール
「かずくん、私もう課題終わった。ひまー」
最後に喋ってから1時間近くたった頃、私はそう声をかけた。なかなか集中できて、かなり捗った気がする。
「ひま?つーか、あの量をもう終わらせたの?俺全然終わんないし、進まないんだけど」
そうぼやいて、教科書をパラパラとめくりだす。
「泉の課題は20ページだろ、俺まだ3ページも進んでない。ショックすぎる」
「え、そこでショック受ける理由がわかんない。内容が違うんだから進み方も違くて当たり前じゃないの?私でわかるところは教えようか?」
わかんないところがあったとしても、二人で考えることくらいはできるし。
最後に喋ってから1時間近くたった頃、私はそう声をかけた。なかなか集中できて、かなり捗った気がする。
「ひま?つーか、あの量をもう終わらせたの?俺全然終わんないし、進まないんだけど」
そうぼやいて、教科書をパラパラとめくりだす。
「泉の課題は20ページだろ、俺まだ3ページも進んでない。ショックすぎる」
「え、そこでショック受ける理由がわかんない。内容が違うんだから進み方も違くて当たり前じゃないの?私でわかるところは教えようか?」
わかんないところがあったとしても、二人で考えることくらいはできるし。