晴れ時々毒舌3
二人の村上
高校生の時に村上春樹と村上龍の全く違うタイプに出会えたのは、大きいですよ。
最近村上龍のコインロッカーベイビーズを再読して古本屋で見つけたんでね。
あー懐かしいと言うのとやはり村上龍の最高はこれかな?とも思うんですよ。
愛と幻想のファシズムや、個人的にはインザミソスープやコックサッカーブルースも好きです♪
龍さんは、世の中気に入らないなら破壊してしまおう的な部分や、常にこの日本に対してのそりゃ違うだろう的な部分を全面に出すし、自分自身が勝ち取らないといけないんだと言う強いメッセージが出ますね。
彼はたまたま小説をその発信に選んだだけで元々美大の出身ですし、映画もとってますね。
映画も絵もね良いとは言えないけど(笑)
春樹さんは、小説にこだわってて深く潜って行こうとしたんではとも思うんですよ。
春樹さんに比べて龍さんの作品は外す時は外すし、こりゃ書きながしただろうとも思えますね。
それと、一つこれは個人的に思うのが感覚的なのと田舎者なんですよ。
感覚的なのは春樹さんかと思われがちですが龍さんの方です。
田舎者は龍さんを語る時に外しちゃいけないキーワードです(笑)