晴れ時々毒舌3
どちらにせよ、日本のエスエフを星新一小松左京筒井康隆の三人が開いた事は幸運だったと思います。
この三人だったから日本にハードなエスエフが育ったなかったとか言われるけど小松左京がその役割をしたと思います。
ハードなエスエフが育ったなかったのは、日本人がそれを求めなかっただけでしょう。
三人三様だった事は幸運だったと思いますけどね。
小松左京自身もあまりにもエスエフが軽んじられる事には不満があったようですね。
そういう中で一番若い筒井康隆が文学に近づくのは、仕方ない事でしたし、文学だから偉いとかエスエフだからつまらないって考えは少ないでしょうね。
村上春樹さん等もエスエフ的な部分は沢山持ってますからね。
日本に自然にエスエフは根付いたのかもしれませんが、昔のエスエフブームを知ってる身としては少々寂しく思う事も多いですね。