晴れ時々毒舌3
良く出来てる。そこから先に来ないんですよ。
北方謙三は時にはみ出しながら来ます。
花村満月はその典型でしょうね。
作品によっては書き飛ばしたなですがね。
つまり、よく出来すぎても心に来ないんですよ。
伊坂さんのファンや宮部さんのファン多いと思うけど悪く言ってないです。好みです。
エンターティメントとして出来すぎても心に来ないんですよ。
しかし、それが非常に高度な所まで行くと例えばキャビンライアルの深夜+ワンくらいになるけど日本人作家であそこまで男を描けて物語を描けてって少ないでしょうね。
それなら破れてても椎名さんの初期の哀愁の町に霧がとかアドバードを支持します。
哀愁の町に霧がは椎名誠の自伝的長編エッセイです。
破れてますよ。しかし熱が来るんです。
決して上手くない。しかし熱が来るんです。
アドバードもエスエフとしては昔の形で下手ですが熱が有るんですね。
素人臭いけど素晴らしいです☆
花村満月も言ってるし、西村けんたも同じような事言ってるけど言葉を先に捏ねるより想像しろです。ビジョンを考えろです。
やはり、僕は上手くなくてもそちらが小説の力だと思う。
伊坂さんには悪いけど読むと確かに心地好いが何か借りてきたような物を感じる…