ニセモノ×初恋=??
美波ちゃん達は、
「沙菜、男前過ぎ」
と笑いながら辞書を抱え、女生徒から聞き出したクラスに運んでいった。
私は通りかかったクラスメートに3人分の教科書を託し、女生徒をおぶって保健室に向かう。
すれ違う人達がちょっとビックリしてたが、
「かがみん、可愛い子落とすなよ!」
とか、
「頑張って沙菜!」
等と声をかけてくれた。
それを聞いてる女生徒はいたたまれないのか、
「……本当に先輩にこんなこと、すみません……」
と謝ってきた。
「いやいや。かえって目立ってるかも、恥ずかしいでしょ、ゴメンね」
「こちらこそすみません、ありがとうございます」
そう言いながら保健室を目指す。
しばらくすると、
「……先輩って……各務沙菜先輩なんですね」
「えっ…そうだけど…」
自分の名前をフルネームで言われたことに驚く。
「何で知ってるの?」
気になって思わず聞いてしまう。
「沙菜、男前過ぎ」
と笑いながら辞書を抱え、女生徒から聞き出したクラスに運んでいった。
私は通りかかったクラスメートに3人分の教科書を託し、女生徒をおぶって保健室に向かう。
すれ違う人達がちょっとビックリしてたが、
「かがみん、可愛い子落とすなよ!」
とか、
「頑張って沙菜!」
等と声をかけてくれた。
それを聞いてる女生徒はいたたまれないのか、
「……本当に先輩にこんなこと、すみません……」
と謝ってきた。
「いやいや。かえって目立ってるかも、恥ずかしいでしょ、ゴメンね」
「こちらこそすみません、ありがとうございます」
そう言いながら保健室を目指す。
しばらくすると、
「……先輩って……各務沙菜先輩なんですね」
「えっ…そうだけど…」
自分の名前をフルネームで言われたことに驚く。
「何で知ってるの?」
気になって思わず聞いてしまう。