ニセモノ×初恋=??
―――彼氏彼女としても?
まさかそう聞かれるとは思ってなくて。
「……………」
少しの間考える。
すると、即答しなかった私に不安になったのか、
『各務さん…?』
児玉くんから名前を呼ばれてハッとした。
「あっ、ごめん。もちろん児玉くんといるの楽しいよ。ただ、考えてみると児玉くんと関わりだしたのって、最初から偽物の彼女としてだったから、それこそ男友達との違いがわからなくて」
慌てて弁解すると、
『それもそうか』
ちょっと安心したかのように笑った。
「それに、私が付き合うってことをよくわかってないから、彼氏彼女としてってのがわからなかった。ごめんね」
『俺こそ変なこと聞いてごめん』
二人してお互いに謝るのが何だかおかしくて、笑ってしまった。
まさかそう聞かれるとは思ってなくて。
「……………」
少しの間考える。
すると、即答しなかった私に不安になったのか、
『各務さん…?』
児玉くんから名前を呼ばれてハッとした。
「あっ、ごめん。もちろん児玉くんといるの楽しいよ。ただ、考えてみると児玉くんと関わりだしたのって、最初から偽物の彼女としてだったから、それこそ男友達との違いがわからなくて」
慌てて弁解すると、
『それもそうか』
ちょっと安心したかのように笑った。
「それに、私が付き合うってことをよくわかってないから、彼氏彼女としてってのがわからなかった。ごめんね」
『俺こそ変なこと聞いてごめん』
二人してお互いに謝るのが何だかおかしくて、笑ってしまった。