ニセモノ×初恋=??
「……わ、わかりました……」
昼休みのあのとき、児玉くんの有無を言わせない雰囲気に、思わず了承の返事をしてしまった。
「そう、よかった。じゃあ、さっそくよろしくね」
と素敵な笑顔を向けてくれる。
きっと、児玉くんを好きな子が見たら、頬を赤らめそうなくらい、素敵な顔だったが、今の私には何を考えてるかわからない、怪しい顔にしか見えなかった。
「詳しいことはまたそのうちに打合せしよう。昼休みの図書委員の仕事がもう少し残ってるし」
と、図書室のカウンターを指差した。
「各務さんも借りて帰るんでしょ、それ」
「あ、うん……」
二人でカウンターに向かう。
昼休みのあのとき、児玉くんの有無を言わせない雰囲気に、思わず了承の返事をしてしまった。
「そう、よかった。じゃあ、さっそくよろしくね」
と素敵な笑顔を向けてくれる。
きっと、児玉くんを好きな子が見たら、頬を赤らめそうなくらい、素敵な顔だったが、今の私には何を考えてるかわからない、怪しい顔にしか見えなかった。
「詳しいことはまたそのうちに打合せしよう。昼休みの図書委員の仕事がもう少し残ってるし」
と、図書室のカウンターを指差した。
「各務さんも借りて帰るんでしょ、それ」
「あ、うん……」
二人でカウンターに向かう。