ニセモノ×初恋=??
「?????!?!」
突然の児玉くんの行動にビックリした。
美波ちゃんは少し顔を赤らめ、
「…児玉くん、過保護…」
と呆れているし、
「樹、嫉妬深い男は嫌われるぞ~」
田神くんはカッコいい(とみんながいう)顔をにやつかせているし。
児玉くんはというと、
「ヒロトが近付きすぎなければほっとくっての」
と私の手を握って歩き出そうとしている。
――――いやいやいや。待て待て待て。
「児玉くん、何自然と手を繋いで登校しようとしてるの?」
思わずそう突っ込むと。
「ん?変なやつが近付かないように牽制中」
田神くんをチラ見してから微笑む。
「変なやつってひどいわっ」
身体をくねらせ、なぜかオネエ言葉で文句を言う田神くんに、
「いや、それは変かも」
と冷静に突っ込まずにはいられず。
その間もスタスタ歩き出す児玉くんに引っ張られるように歩き出さざるを得なかった。
美波ちゃんも普通に歩き出してるし、この状況がおかしいと思わないのか!?と焦る私がアホみたいだった。
突然の児玉くんの行動にビックリした。
美波ちゃんは少し顔を赤らめ、
「…児玉くん、過保護…」
と呆れているし、
「樹、嫉妬深い男は嫌われるぞ~」
田神くんはカッコいい(とみんながいう)顔をにやつかせているし。
児玉くんはというと、
「ヒロトが近付きすぎなければほっとくっての」
と私の手を握って歩き出そうとしている。
――――いやいやいや。待て待て待て。
「児玉くん、何自然と手を繋いで登校しようとしてるの?」
思わずそう突っ込むと。
「ん?変なやつが近付かないように牽制中」
田神くんをチラ見してから微笑む。
「変なやつってひどいわっ」
身体をくねらせ、なぜかオネエ言葉で文句を言う田神くんに、
「いや、それは変かも」
と冷静に突っ込まずにはいられず。
その間もスタスタ歩き出す児玉くんに引っ張られるように歩き出さざるを得なかった。
美波ちゃんも普通に歩き出してるし、この状況がおかしいと思わないのか!?と焦る私がアホみたいだった。