ニセモノ×初恋=??
児玉くんは隠れてるつもりなんだろうけど、何で私まで隠れないといけないのか。
そうつっこんでみたい気持ちと。
今の状況にドキドキしてしまう自分がいて。
児玉くんを好き、と気付いてしまったから、このドキドキが嬉しいと感じてしまう私がいた。
今までに何回も児玉くんとこんな距離で近付いたことがあったけど、「好き」と気付いてからのこの距離は今まで以上のドキドキで。
こんな感情が初めてで。
何だか女の子チックな考え方をしてる私に気付いて、恥ずかしさも倍増だった。
しばらくすると女の子達の声が聞こえなくなり、気配もないのでいなくなったようだったので、
「……もういなくなったかな?」
と児玉くんに声をかけてみると、
「そうだね……ってうわぁ!!」
今更ながら状況を把握したのか、慌てて腕を離した。
そして死角になってたところから慌てて出ると、
「ごっ、ごめん、ホントごめん!」
と謝り出す。
「つい、というか無意識というか、あ、いや、そーじゃないんだけど!!」
あまりに児玉くんが慌てていて、何を言いたいかわからず。
だけど、そんなに慌てている児玉くんがおもしろくて、さっきのドキドキはふっとび、思わず爆笑した。
そうつっこんでみたい気持ちと。
今の状況にドキドキしてしまう自分がいて。
児玉くんを好き、と気付いてしまったから、このドキドキが嬉しいと感じてしまう私がいた。
今までに何回も児玉くんとこんな距離で近付いたことがあったけど、「好き」と気付いてからのこの距離は今まで以上のドキドキで。
こんな感情が初めてで。
何だか女の子チックな考え方をしてる私に気付いて、恥ずかしさも倍増だった。
しばらくすると女の子達の声が聞こえなくなり、気配もないのでいなくなったようだったので、
「……もういなくなったかな?」
と児玉くんに声をかけてみると、
「そうだね……ってうわぁ!!」
今更ながら状況を把握したのか、慌てて腕を離した。
そして死角になってたところから慌てて出ると、
「ごっ、ごめん、ホントごめん!」
と謝り出す。
「つい、というか無意識というか、あ、いや、そーじゃないんだけど!!」
あまりに児玉くんが慌てていて、何を言いたいかわからず。
だけど、そんなに慌てている児玉くんがおもしろくて、さっきのドキドキはふっとび、思わず爆笑した。