ニセモノ×初恋=??
=やっぱり意外な組合わせ
そして週明けの月曜日。
児玉くんの仮の彼女になることになった次の日からは土日で、なんとなくわざわざメールで言うのもなんだかな、と思い、美波ちゃん達に話すタイミングをなくしていた。
三人でお昼ご飯を食べ終わり、いろんなことをおしゃべりしていると、
「あっ、ねぇねぇ、今日さ、部活が休みだから、三人で買い物しない?」
菜緒ちゃんに誘われた。
「いいねいいね!沙菜もたまにはどう?」
と美波ちゃんも乗り気。
「あ、あー、うん、それが…」
「えっ、やっぱダメ?」
私がつい、歯切れ悪く返事をすると、菜緒ちゃんが残念そうに聞いてくる。
「たまにはいいじゃん、一本だけでも本数ずらせないの~?沙菜と遊びたーいっ!」
美波ちゃんからのお願い……かわいすぎる。
いやいや、それが問題ではない。
「それが先約があって……」
「えっ、何々?家の事じゃなくて?」
児玉くんの仮の彼女になることになった次の日からは土日で、なんとなくわざわざメールで言うのもなんだかな、と思い、美波ちゃん達に話すタイミングをなくしていた。
三人でお昼ご飯を食べ終わり、いろんなことをおしゃべりしていると、
「あっ、ねぇねぇ、今日さ、部活が休みだから、三人で買い物しない?」
菜緒ちゃんに誘われた。
「いいねいいね!沙菜もたまにはどう?」
と美波ちゃんも乗り気。
「あ、あー、うん、それが…」
「えっ、やっぱダメ?」
私がつい、歯切れ悪く返事をすると、菜緒ちゃんが残念そうに聞いてくる。
「たまにはいいじゃん、一本だけでも本数ずらせないの~?沙菜と遊びたーいっ!」
美波ちゃんからのお願い……かわいすぎる。
いやいや、それが問題ではない。
「それが先約があって……」
「えっ、何々?家の事じゃなくて?」