ニセモノ×初恋=??
確かに、今日は田神くんと会うと言ってた気がする。
私も菜緒ちゃん達に会うと話していたが、児玉くん達が菜緒ちゃんの家に来るとは聞いてなかった。
「まさかここに来るとは思わなかったよ」
児玉くんに話しかけると、
「俺も、ヒロトに付き合えと言われて来たから、どこに行くとも言われてなくて、まさかこことは思わなかったよ…」
ちょっと呆れたような顔つきで田神くんを見る。
当の田神くんはそんな視線を気にすることなく、
「これ、お土産~」
といって、ドーナッツショップの箱を菜緒ちゃんに渡している。
「やったー、ありがとう。ここのドーナッツ好きなんだよね~。飲み物持ってくるよ、アイスティーと普通のお茶とアイスコーヒー、どれがいい?」
「じゃあアイスコーヒー」
「児玉くんは?」
「俺もアイスコーヒーで」
「了解!美波ちゃん、ドーナッツ受け取ってて」
「はーい」
美波ちゃんが受け取ると、菜緒ちゃんはキッチンに向かっていった。
「じゃ、お邪魔します」
田神くんは美波ちゃんの横に腰かけて、
「樹は沙菜ちゃんの隣ね」
と促した。
「はいはい」
児玉くんも何の抵抗もなく隣に座る。
私も菜緒ちゃん達に会うと話していたが、児玉くん達が菜緒ちゃんの家に来るとは聞いてなかった。
「まさかここに来るとは思わなかったよ」
児玉くんに話しかけると、
「俺も、ヒロトに付き合えと言われて来たから、どこに行くとも言われてなくて、まさかこことは思わなかったよ…」
ちょっと呆れたような顔つきで田神くんを見る。
当の田神くんはそんな視線を気にすることなく、
「これ、お土産~」
といって、ドーナッツショップの箱を菜緒ちゃんに渡している。
「やったー、ありがとう。ここのドーナッツ好きなんだよね~。飲み物持ってくるよ、アイスティーと普通のお茶とアイスコーヒー、どれがいい?」
「じゃあアイスコーヒー」
「児玉くんは?」
「俺もアイスコーヒーで」
「了解!美波ちゃん、ドーナッツ受け取ってて」
「はーい」
美波ちゃんが受け取ると、菜緒ちゃんはキッチンに向かっていった。
「じゃ、お邪魔します」
田神くんは美波ちゃんの横に腰かけて、
「樹は沙菜ちゃんの隣ね」
と促した。
「はいはい」
児玉くんも何の抵抗もなく隣に座る。