惑わしの5days
「冴城君、もう10月下旬なんだから、アイスはやめた方がいいんじゃない?体冷えちゃうよ」


「そだな。じゃあ…すみません、マンゴークレープ1つ下さい!」


「かしこまりました。少々お待ち下さいませーー」


私達2人の注文を受けた店員さんは、テキパキとクレープを作り始めた。


女の子として甘いものは大好きだけど、私は作るのも好きだから、店員さんが生地を薄く伸ばしたり生クリームを手際よく絞り出す所を見ているのも楽しい。


光がクレープ作ると2~3枚の割合で生地破れてるんだよなぁーーーとか考えていたら、視線を感じた。
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