惑わしの5days
ヒリヒリと痛む頬を手で擦りながら、ギロッと冴城君を睨んだ。
「もう!なんでつねるの!?」
「だって……田薮さっきからボンヤリしまくってて、オレの話全く聞いてないんだもんよ」
「あっ……」
冴城君の答えに、ハッとした。
私…放課後になって冴城君と図書室に来たのに、確かに全然話聞いてなかった………
ボーーーッとし過ぎて、さっき正常状態だった時から何分経ったのか分からない位だ。
「ご、ごめんね冴城君……ちょっと色々あって」
曖昧に笑う私に対して、冴城君は何も言わない。
小さくため息をついた。
「もう!なんでつねるの!?」
「だって……田薮さっきからボンヤリしまくってて、オレの話全く聞いてないんだもんよ」
「あっ……」
冴城君の答えに、ハッとした。
私…放課後になって冴城君と図書室に来たのに、確かに全然話聞いてなかった………
ボーーーッとし過ぎて、さっき正常状態だった時から何分経ったのか分からない位だ。
「ご、ごめんね冴城君……ちょっと色々あって」
曖昧に笑う私に対して、冴城君は何も言わない。
小さくため息をついた。