惑わしの5days
自然と口から流れ出た言葉は、私の本心だった。
冴城君の笑顔を見るとドキドキするのも、光との入れ替わりを解除するのが嫌なのも……
全部全部、私が冴城君の事を好きになっていたからだった。
「まだ初めて会って3日目なのに…私ってどうしようもない女だわね……」
口ではこう言うけれど、冴城君の事を思い浮かべる度に、胸がギュッと苦しくなっちゃうんだ。
きっと私は、周りの皆が“諦めろ”と言っても、諦め切れないと思う。
「いつか“栞”として、冴城君と話せるかな……」
最低でも何でも。
これだけは、願わせて。
冴城君の笑顔を見るとドキドキするのも、光との入れ替わりを解除するのが嫌なのも……
全部全部、私が冴城君の事を好きになっていたからだった。
「まだ初めて会って3日目なのに…私ってどうしようもない女だわね……」
口ではこう言うけれど、冴城君の事を思い浮かべる度に、胸がギュッと苦しくなっちゃうんだ。
きっと私は、周りの皆が“諦めろ”と言っても、諦め切れないと思う。
「いつか“栞”として、冴城君と話せるかな……」
最低でも何でも。
これだけは、願わせて。