惑わしの5days
バクバクとウルサイ心臓に負けない様にあらんかぎりの勇気を総動員して言ったのに、かなりあっけらかんとした声が返って来た。
「………へっ?」
「だーかーらぁ、私は栞が冴城君を好きでもいいって言ってるの。私別に冴城君死ぬ程嫌いってワケじゃないし、彼普通にいい人だもん。なので栞は妹の事は気にせず、自分の気持ちを大切にして下さい」
目の前の私と同じ顔は、最後に弾ける様な笑顔で締め括った。
「い、いいの?本当に私冴城君好きでいていいの?ムリしてない?」
「ノープロブレム。冴城君が将来義兄になっても、楽しそうだし」
「………へっ?」
「だーかーらぁ、私は栞が冴城君を好きでもいいって言ってるの。私別に冴城君死ぬ程嫌いってワケじゃないし、彼普通にいい人だもん。なので栞は妹の事は気にせず、自分の気持ちを大切にして下さい」
目の前の私と同じ顔は、最後に弾ける様な笑顔で締め括った。
「い、いいの?本当に私冴城君好きでいていいの?ムリしてない?」
「ノープロブレム。冴城君が将来義兄になっても、楽しそうだし」