惑わしの5days
萱嶋君は大人しそうなキャラだし、きっとかなり勇気を振り絞って告白してくれたんだと思う。
だけどそれは“光”に対して!!今の私は“栞”!!
だから今、私が勝手に萱嶋君に返事をするワケにはいかないのさ!!
「田薮さん、戻らないんですか?」
混乱で突っ立っている私を変に感じたのか、萱嶋君が首を傾げながらこっちを振り向く。
「ああごめん!今行く!!」
慌てて後を追いかける私は、相当困り果てた顔をしていた事だろう。
あぁぁあぁあ……
なんで私が萱嶋君に申し訳なさを感じなきゃいけないのよーーーっ!!!
だけどそれは“光”に対して!!今の私は“栞”!!
だから今、私が勝手に萱嶋君に返事をするワケにはいかないのさ!!
「田薮さん、戻らないんですか?」
混乱で突っ立っている私を変に感じたのか、萱嶋君が首を傾げながらこっちを振り向く。
「ああごめん!今行く!!」
慌てて後を追いかける私は、相当困り果てた顔をしていた事だろう。
あぁぁあぁあ……
なんで私が萱嶋君に申し訳なさを感じなきゃいけないのよーーーっ!!!