惑わしの5days
まさかの拒否
あれから結局お昼ご飯は睦杜ちゃんと2人で食べて、午後の授業が開始。


「えっと……じゃあこの問題を………」


光の学校の理科の先生は、30代半ば位の女の先生。


長い黒髪を後ろで1つに縛っている先生は、黒板に書かれた問題を誰かに答えさせ様としていた。


「ヤベェ……オレあの問題、分からねぇ………」


「私も分からないよ…当たりたくないな」


A組の皆は当然指されたくないので、教科書で顔を隠したり、はたまた思いっきり俯いたり様々。


「こういう所は……どこの学校でも一緒なのね」


思わず苦笑しながら呟いた。
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