惑わしの5days
幸い先生まだ私達のお喋りに気づいてないけど、早くしなきゃ怒られちゃう!!


「そう……だったらいいけど……」


睦杜ちゃんは笑っている私を心配そうに見ていたけれど、納得したのか前を向き直す。


それから私がもう1度冴城君の方に視線を移すと、机の上に腕を組んで、更にその上に顔を乗っけていて、表情は見えなかった。


寝てる…のかな?


まぁ、お弁当食べたばっかりだもんね……そりゃ眠たくもなるわ。


実際私もちょっと眠たいし――――…寝たらスッキリして、機嫌良くなってたりして。


「ファァ~~~…眠い………」
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