惑わしの5days
「ねぇ、どう思う?私冴城君を怒らせる様な事一切してないのに……光のフリしてた事はバレてないみたいだし、どうしたらいいのか分からなくって……」


説明をこう締め括ると、う~~んと腕を組んで考え込む睦杜ちゃん。


光は右手にお箸、左手にお茶碗を持ったまま空中を見ていた。


ちょっと光ーー!アンタどんだけ食べるの大好きなのよ~~~!


「う~ん……気のせいとかじゃなくって、絶対そうだって思ったの?栞」


「気のせいじゃない…絶対冴城君、私に対して気マズそうだった……」


「とは言っても、朝は普通だったのよ、光」
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