惑わしの5days
マクラをナイスキャッチした光が急いで私を宥めにかかるが、パニック状態の私は頭から布団を被って4人に背を向ける。
部屋の中は暖かいのに唇が震えて、歯がガチガチ音をたてる。
一旦止まったと思った涙が、再び目に浮かび始めていた。
どうしよう……入れ替わっていた事がこんなに早くバレちゃうなんて……
さっきまであんなに会いたいと思っていた冴城君がすぐ傍にいるのに、全身を恐怖が襲って仕方がない。
私罵られるの?それとも思いっきり冷たい瞳で、睨まれるの?
「あ、あの田薮のお姉さん、オレと想兵は――――……」
部屋の中は暖かいのに唇が震えて、歯がガチガチ音をたてる。
一旦止まったと思った涙が、再び目に浮かび始めていた。
どうしよう……入れ替わっていた事がこんなに早くバレちゃうなんて……
さっきまであんなに会いたいと思っていた冴城君がすぐ傍にいるのに、全身を恐怖が襲って仕方がない。
私罵られるの?それとも思いっきり冷たい瞳で、睨まれるの?
「あ、あの田薮のお姉さん、オレと想兵は――――……」