惑わしの5days
好き……じゃない?光の事が?
「あ、“好きじゃない”とは言っても、明るくていい子だし、そういう意味では好きですよ」
「えっ?だって告白………?」
「だから……ああもう、オレ達同い年だし、敬語取るわ」
気恥ずかしそうに髪をクシャクシャとして、冴城君はポカン…としている私の隣に座る。
いつも1人で寝ているベッドが、2人分の重みでギシッと音をたてた。
「オレは光の方の田薮の事は、ただの友達としか思ってないって事だよ。だからオレが田薮を好きなんて、気づくワケ無いの」
「へぇっ!?じゃああの告白は!?」
「あ、“好きじゃない”とは言っても、明るくていい子だし、そういう意味では好きですよ」
「えっ?だって告白………?」
「だから……ああもう、オレ達同い年だし、敬語取るわ」
気恥ずかしそうに髪をクシャクシャとして、冴城君はポカン…としている私の隣に座る。
いつも1人で寝ているベッドが、2人分の重みでギシッと音をたてた。
「オレは光の方の田薮の事は、ただの友達としか思ってないって事だよ。だからオレが田薮を好きなんて、気づくワケ無いの」
「へぇっ!?じゃああの告白は!?」