惑わしの5days
「ねぇ光、私がアンタの中学行ってる間、誰が私の中学行くのよ」


「もちろん私!栞の学校うちの中学よりレベル高いけど、当たらない様にする自信はあるから!」


「………私が冴城君の勉強会受けるなら、アンタは誰に数学教えて貰うのよ!!」


「相談したら睦杜が代わりに教えてくれるって!」


「………それで追試受かるの!?私何のメリットも無くない!?」


「受かる!もう燃えつきる勢いで勉強する!もちろん栞には、きちんとお礼するからさっ」


パッと頭に浮かんだ問題点を次々に指摘するも簡単に返され続け、開いた口が塞がらなかった。
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