惑わしの5days
かなりの違和感を感じつつ、いつもの道を2人で歩く。
そしてとうとう、十字路の所までやって来た。
いつもなら私はまだ真っ直ぐ歩いて、光は右に曲がるが……今日は逆。
「じゃあね光。本当は田薮 栞じゃなくて田薮 光だってバレない様にね!!」
「う、うん!じゃあね栞!」
ビシッと喝を入れると、光は両手を胸の前で握りしめて力強く返す。
光が直進して行ったのを見送ってから、私も歩き出した。
「おはようーー」
「オーーッス」
ワァァァ…当たり前だけど、私の周り皆光と同じ学校の制服着た人ばっかりだよぉ……
そしてとうとう、十字路の所までやって来た。
いつもなら私はまだ真っ直ぐ歩いて、光は右に曲がるが……今日は逆。
「じゃあね光。本当は田薮 栞じゃなくて田薮 光だってバレない様にね!!」
「う、うん!じゃあね栞!」
ビシッと喝を入れると、光は両手を胸の前で握りしめて力強く返す。
光が直進して行ったのを見送ってから、私も歩き出した。
「おはようーー」
「オーーッス」
ワァァァ…当たり前だけど、私の周り皆光と同じ学校の制服着た人ばっかりだよぉ……