惑わしの5days
そう言って、ベーコン巻きを私のお弁当箱に入れる冴城君。
そのままパクリと卵焼きを口に入れた。
「ウマイ!田薮この卵焼きメッチャウマイぞ!」
「あ、ありがとう……」
ニッコニコの笑顔で褒めてくれる冴城君だけど、声大きいな……
すぐ近くにいるんだから、もうちょっと声小さくてもいいのに……
「想兵、隣で喚くな耳が痛い」
「別にいいじゃんかよ。お前こそ名前“元気”なんだから、もっと明るくいこうぜ☆」
「………」
岩本君のツッコミにも全くめげないで返している冴城君に、一気に心の中が憂鬱になっていった。
そのままパクリと卵焼きを口に入れた。
「ウマイ!田薮この卵焼きメッチャウマイぞ!」
「あ、ありがとう……」
ニッコニコの笑顔で褒めてくれる冴城君だけど、声大きいな……
すぐ近くにいるんだから、もうちょっと声小さくてもいいのに……
「想兵、隣で喚くな耳が痛い」
「別にいいじゃんかよ。お前こそ名前“元気”なんだから、もっと明るくいこうぜ☆」
「………」
岩本君のツッコミにも全くめげないで返している冴城君に、一気に心の中が憂鬱になっていった。