忘れられないヒト
恋人はいるかとか、どんなアーティストが好きだとか、ホントに他愛もない話しをしていた。
話しをしている内に、その場限りのはずだったのに、だんだんと楽しくなってきてた自分がいた。
でも、時間だけが過ぎて行き、チャットの残り時間もわずか。
(落ちたら、もう二度と出会えないかも…)とか思ったら、なんか寂しくなっていた。


ダメもとで、『もうすぐ終わるね~。もしよかったら、メアド教えてよ』って入れてみた。
返事は、あまり期待してなかった。
返ってきた答えは、




『いいよ』
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