キミノソラ
「あ、ユイ。おはよ!」



と、奥から眠そうにミウが出てきた。



「あたしが来たとき、ミウがちゃんと起きてたことってないよね…。」



あたしは呆れながらミウに言った。



ミウが起きてないのは恒例であたしは大分慣れてきてしまっていた。



「だって、朝弱いんだもん…。」



こうやってすぐに開き直るところがミウにとって良いところでもあり、悪いところでもある。



「私、さっき起こしたのに…。」



と、カズちゃんもミウに呆れていた。
< 111 / 113 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop