キミノソラ
確かにそうだ。



ユイに想いを伝えただけでオレ達は変わるような関係じゃないはず。



そんな事で変わるような絆じゃない。



オレ達の絆は切っても切れないようなものなんだ。



「うん…。」



オレは下を向いてコクンと頷いた。



「よし!帰ろう。お母さん心配するし。」



まだ上がっているたくさんの花火を見上げながら、オレとカノンは家路を歩き出した。



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