アンロック!
「たまには、志保と食べようと思って……」



「?」


そのまま黙々と食べ続ける母。

はあ…とため息をつく。


「なんかあった?」


志保はますます気になった。


「いや、大丈夫よ…。」


母は首を横に振った。

そっか…といい志保も黙々と食べつづけた。


そのとき。ズボンのポケットかものすごく熱くなった。


「熱っ!」


志保の意識は再びつゆへと消えた。
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