アンロック!
“目の前に広がる空間が話し出す……”
シオンの声がする。
【志保ー】
……お母さん……の声?
【はーい!】
これは………
私だ………
“お嬢さんの、とても関係の深い人物の記憶でございますね。”
頭の中にシオンの声が響く。
“記憶の海では我々は声をだせません。”
“ここはお嬢さん、あなたの母方の心の中のようですね。”
お母さん…の?
浮かんでいる映像に目を向ける。
少し若い、お母さんと…ちっちゃい頃の私……
ピンクのかわいいランドセル…
そうだ、これは私が小学校の入学式の記憶だ。
【志保ちゃん、みちる、写真撮るよー】
あれはおばあちゃん……
家の前で入学式の前に写真を撮ろうとしている……
“なつかしい…な……”
シオンの声がする。
【志保ー】
……お母さん……の声?
【はーい!】
これは………
私だ………
“お嬢さんの、とても関係の深い人物の記憶でございますね。”
頭の中にシオンの声が響く。
“記憶の海では我々は声をだせません。”
“ここはお嬢さん、あなたの母方の心の中のようですね。”
お母さん…の?
浮かんでいる映像に目を向ける。
少し若い、お母さんと…ちっちゃい頃の私……
ピンクのかわいいランドセル…
そうだ、これは私が小学校の入学式の記憶だ。
【志保ちゃん、みちる、写真撮るよー】
あれはおばあちゃん……
家の前で入学式の前に写真を撮ろうとしている……
“なつかしい…な……”