99%の涙
5、真実は…
信じられなくてどうしていいのかわからないまま数秒間立ち尽くした。

すると私に気づいたように直樹君はわたしのほうを向いた。



「瑞穂…」と彼は呟き私は直樹君とその女の子に近づき「その女の子誰?」と言った。




「新しい彼女」といい放ちその瞬間私に一粒の涙が流れた。



「なんで?じゃあ私は?」




「お前はもういらない。飽きた」と言い彼は女の子と一緒にこの場を去った。








お前はいらない。飽きた…??









なんで…?じゃあ好きって告白も嘘・・・?
楽しかった記憶も全部ウソなの??





私はただの道具に過ぎなかったのかな…



それでも…私は…直樹君が・・・・・・・



私はその場で気を失った。
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