心の扉
ある日、担任がいつものように 私の自宅を訪問した。 私は誰とも会いたくなくて 部屋に閉じこもっていた。 いわゆるひきこもりだった。
担任の声が聞こえる。 どうやら帰る様子だ。 玄関が閉まる音がした。
すると 母が私に ノートを持ってきた。
「先生が持ってきて くださったわよ」 母はそう言うと 私の部屋の入り口に置いた。
ドアを開けると 一冊のノートがあった。
「3年2組から あなたへ」 ノートを開くと クラスメート全員からの 言葉が書かれてある。
「学校に来れるようになるといいね」 「今度さぁ、中間考査あるんだよねぇ…」 「中間考査の後は 中学校最後の体育祭だよ!!」
ノートの中には たくさんの言葉が 書かれてあって なんだか嬉しくなった。
今は色褪せた ノートだけど 大事にしています。
担任の声が聞こえる。 どうやら帰る様子だ。 玄関が閉まる音がした。
すると 母が私に ノートを持ってきた。
「先生が持ってきて くださったわよ」 母はそう言うと 私の部屋の入り口に置いた。
ドアを開けると 一冊のノートがあった。
「3年2組から あなたへ」 ノートを開くと クラスメート全員からの 言葉が書かれてある。
「学校に来れるようになるといいね」 「今度さぁ、中間考査あるんだよねぇ…」 「中間考査の後は 中学校最後の体育祭だよ!!」
ノートの中には たくさんの言葉が 書かれてあって なんだか嬉しくなった。
今は色褪せた ノートだけど 大事にしています。