甘い体
俺の作ったオムライスを満足そうに食べる結衣。
「おいしい!」
その笑顔を見れるなら、なんだって作るよ。
食べ終えて、俺は我慢の限界だった。
正直、抱きつかれたとき、そのままベッドへ運びたかった。
でも、我慢したんだ。
だって、体が目的って思われたくなかったから。
でも、体が目的じゃないんだよ?
結衣がほしい。
結衣だからしたい。
また、あの可愛い声、聞きたいから。
あの可愛い顔、見たいから。
俺に抱きついて、「気持ちぃ・・・」って耳元で。
それ計算?
マジでやばいって。
可愛い。
俺だけの結衣。
こんな気持ちになるのは初めてだ。
本気で好きな女の子とする。
こんなに気持ちいいなんて・・・・
会える日は出来るだけ結衣の家に通う。
この家だと、すぐイチャイチャできるし。
結衣のことだから、クラスでも人気者なんだろうな・・・・
だから、会えるときは独り占め。
俺だけに笑って?
俺の事だけ考えて?
その笑顔。俺だけのものになればいいのに・・・