愛というキモチのカタチ。
「もう・・・アタシだけのけ者なの?少しは相談して欲しかった・・・。」



それは本音だけど。


「でもいいや。
彬ちゃんがアタシをすっごく好きで好きでたまんないんだって事がよーく分かったから。」


へへへ。


ずっとずっとアタシだけが好きなんだって思ってた頃が懐かしいなぁ。



「悪いか。」



ひょいっと身体を抱え上げられて声にならない 声を上げる。



「こっち、寝室な。」


そうやって抱っこされたまま連れられてきたモノトーンの寝室。


今までの彬の部屋とほぼ同じ様な感じになっている。
落ち着くんだよなぁ、何故か。

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