愛というキモチのカタチ。
とにかく顔さえ見なければと、ひたすらに避けた。
女遊びが盛んだったのもこの時期だ。
避妊はちゃんとしてたし、後腐れない奴をえらんで付き合った。


そんな時、小さい時から仲の良かった魁斗が1人の女性を紹介してくれた。



それがるりだ。



美人だし気が利くし、文句のつけようがないくらい出来た女だった。


だが。


見抜かれたのだ。


俺の心にいつも居る、その存在に。

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