愛というキモチのカタチ。
「じゃあ声かけようか。荷物置いて来るからそこに居て。」
颯爽と走っていく彬の後ろ姿をみていて。
とても36には見えない。
ていうか、アタシも24には見えないだろうなぁ。
彬ちゃんとは逆の意味で。
「あれ、君…川藤によくくっついてたチビちゃんじゃない?」
「きゃ‼︎」
いきなり後ろから声をかけられて、飛び上がるほど驚いてしまった。
振り向くと。
彬ほどではないけれど、なかなかのイケメンさん。