愛というキモチのカタチ。
その後、高橋夫妻と落ち合い1時間くらい雑談をした。


「しかし可愛いなぁ、あの頃とあんまり変わってない気がするよ。」


このはを見て高橋がそう言う。


「俺のだ、俺の。」


そう言ってこのはを抱き寄せる。

「どうしようかなんて言ってた癖になぁ、くっついたらベタ甘じゃないか。」

高橋が苦笑いしていて。


「でもよかったね、このはちゃん。」


香織に微笑まれて照れ笑い。
恥ずかしいけど嬉しい。


「幸せそうだな、お前。」

高橋からもそう言われて彬は照れ臭そうに笑った。
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