愛というキモチのカタチ。
しばらく食事を楽しんで、お酒だけ追加してお膳を下げてもらう。


布団が敷いてある部屋の隣に移動して、静かな月夜の庭を眺めながらお酒を呑む。


「なぁ、このは。」

「ん?」


浴衣姿で悶絶しそうなほど男前な彬ちゃん。

お酒が入ってるからほんのりと赤い頬。


「俺と…結婚するのに躊躇いはあるか?」


何処か他所を向いてそう尋ねられた。
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