愛というキモチのカタチ。
「まいった。

…ここんとこ忙しかったから【このは欠乏症】だわ。」



お猪口を取り上げられ、お膳に戻された。


「胸元にかかっちまったな、酒。」


見下ろすと鎖骨下あたりから湿った肌に浴衣。


「彬ちゃん…」

「布団の上だったらいいんだよな?お前が壊れるまでヤッても。」


…壊れるまでは勘弁してほしいかも。
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