愛というキモチのカタチ。
でも…欲しい。
アタシも彬ちゃんが欲しい。


身体の真ん中を貫かれるあの圧迫感みたいな感じ。


あれが…堪らなく好き。


浴衣の合わせを寛げられて現れた小さな胸。


「あ…」

「たまんねぇな、浴衣ってメチャクチャ色っぽい。」


そのままその場に崩れ落ち、抱きしめられキスが降ってくる。


アタシも【彬ちゃん欠乏症】だよ。


だから埋めて。
隙間をピッタリと埋めて。

離さないで。



そう囁いた。
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