愛というキモチのカタチ。
「あ、このはちゃん。」

高橋がこのはに気付き声をかけた。


振り向いた彬が何故か動かない。


「おかしい?彬ちゃん。」


何も言わないので不安になる。

小さく首を傾げて尋ねると、右手で顔を覆って背中を向けてしまった。


「あら、川藤さん照れてる。」

「彬、お前真っ赤じゃん!」


高橋夫妻にからかわれて更に顔を隠す。
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