愛というキモチのカタチ。
「彬ちゃん、アタシのどう?似合わない?」

ワザと前に回り込んで袖を広げ見せてみる。



「こ…このは、ちょっと待て」

「彬ちゃん?」


自分の姿が恥ずかしいのか。
はたまた目の前にいるこのはを直視出来ないのか。

「あーもう!ヤバいって!」


「どうしたの?アタシ変?」

そう言いながら近寄ると、ガッと手首を掴まれた。

引き寄せられた身体。


包み込む様に抱きしめられて…彬の匂いに包まれる。
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