愛というキモチのカタチ。
「とにかく、何か着ろ。そんな格好のままじゃまともに話せない。」


そう言われて、それもそうか、と変に納得してしまう。


「先に言っておくが。

…結婚に躊躇いなんかねぇぞ。」


横をすり抜ける瞬間、そう言われて足が止まる。



「ただ、男としてやれるだけのことをやって…お前がやりたいように式をやらせてやりたいからさ。

くだらないかもしれねぇけど、男としてのプライドなんだよ。」



言わなきゃ分からないことだらけだ。
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