愛というキモチのカタチ。
課長として働く彬の収入はかなりある。

いつだってこのはの財布を開かせない。


だからといって、式は二人のもの。

独りよがりな式なんてごめんだ。


「彬ちゃんが一緒じゃなきゃ意味がない。

アタシひとりがやりたいようにやったって、そんなの嬉しくも楽しくもない。」


ワンピースに着替えて真っ直ぐに彬を見る。
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