あたしと3人の王子様*
あたしの気持ち





次の日、学校帰りの颯ちゃんが来てくれた




「大丈夫?」

「うん」




やっぱり、颯ちゃんの雰囲気が好きだな




「なんか久しぶりだな〜」




確かにそうかも、

あの日、夏帆先輩と歩いてるのを見た日から会ってない




「颯ちゃん、カノジョできたんだってね。おめでとうっ」




ちゃんと笑えてるかな?




「あたしねっ、颯ちゃんのこと好きだったんだ…」




うわ、泣きそう…




「……花」

「ごめんね、こんなこと言われても迷惑だよね!…あんなステキなカノジョさんがいるんだから」




なんかもう、自分嫌い




「花!俺の話聞いて!」





颯ちゃんの言葉でハッとした




< 207 / 289 >

この作品をシェア

pagetop