あたしと3人の王子様*





最近、どうもテンションが上がらない




ちゃんと話を聞いてるつもりでも

先生には注意されるし

愛花たちには心配されるし




こんなんじゃ、だめだよね…









「花、今日買い物に付き合ってくれない?」




帰り支度をするあたしにそう言ってきたのは颯ちゃん




「え?夏帆先輩と行かないの?」

「用事あるみたいでさ〜、急用なんだ!」




あれからあたしは、夏帆先輩と仲良しになった




今はお姉ちゃん的存在




「夏帆にも了解得てるから!」

「うん、じゃあ行こうかな」





気分転換にもなるだろうしね…




< 242 / 289 >

この作品をシェア

pagetop