あたしと3人の王子様*





思わず下を向いて、道端の小石を蹴った




「もう無理だって諦めて、できること全部しないで逃げたんだよ」




颯ちゃんの言葉に胸をえぐられるようだった




「そんなことしたら、花の気持ちはどうなるの?本気で好きになったのに、そんな簡単に忘れられるわけないだろ…

自分に嘘つくなよ」




全部図星…

参っちゃうよね




もうさ…

自分でもわかってるの




涙抑えられないくらい好きって




「っう〜〜…ぐすっ」




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