あたしと3人の王子様*
ヒロくんが色んなところを案内してくれて、歩き疲れてカフェに入った
「ここ、俺のバイト先」
「バイトしてたの!?」
そんなことも知らなかったなんて…
ちょっとヘコむ
「おー、ヒロ!…え!ヒロが女と来てる…」
「耀司さん、マジでうるさい」
耀司さんは他校の先輩らしい
あたしを見て、何か閃いたのか目を見開いた
「まさか彼女…?」
「です、かわいいでしょ?」
「惚気てんな。店長に報告ーっと」
耀司さんは店の奥に入ってしまった