あたしと3人の王子様*
暗い過去をキミは、
あたしは昔から男の人の手が伸びてくると体を縮こませてしまう
なんでだろうって思って、思い出そうとしても何かが突っかかってしまって思い出せない
お母さんに聞こうとしても、なんだか聞けない雰囲気で......
あたしもいつの間にか気にしなくなっていた
このメンバーでいると話が盛り上がってしまって
もう夕日が沈みそうになっていた
―――ガチャッ
あ、誰か帰ってきた......
「ふぃーっ、ただいまぁ~」
―――!!
颯ちゃんだぁーーーーー!!
「あたし、いってくる!!」
階段をダッシュで駆け降りた