あたしと3人の王子様*
花ちゃんの家には明かりがついていた
よし、いるな…
「……」
う~~~ん……押すべき、だよな?
俺が花ちゃんちの前で立っていると
「あら?どちら様?」
左の方から少し大人びた声が聞こえてきた
俺はその声の主の方に顔を向けた
花……ちゃん?
いや、違う
「花ちゃんのお母さんですか?」
一目見るだけでわかる
この親子似すぎ!
「そうよ~♪花のお友だちね?」
「まぁ、一応そうなりますかね…はは」
顔見知りだし一応トモダチっていうことにしておこう!