あたしと3人の王子様*



少し話した後、お風呂に入れさせてもらってあがってきた




「次、誰入るんすか?」

「あ、花さきに入ってきなさ~い♪」




そうして、花ちゃんがお風呂に入りに行った











「花ってば、幸せモノね~♪」

「なんでですか?」




父親がいないのに、なんでそんなこと言うんだろう……




「お兄ちゃんみたいな存在の颯太くんがいて、兄弟のように言い合えて良き理解者の祥太くんがいて……なにより、あの子を好いてくれるヒロくんがいるでしょーう?」




……え!!




「気づいてたんですか!?」

「ふふっ♪当たり前じゃなーい!

これでももうすぐ50才よ?」




マジかぁ~……



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